弁護士の選び方、リーガルライターが教えます!−法律相談のポイント−

こんにちは。リーガルライターの法崎ゆい(ほうさきゆい)です。

弁護士に相談したいけれど、「どんな人を選べばいいのかわからない」と迷っていませんか?


私はリーガルライターとして、法律に関する記事を執筆するなかで、弁護士選びについても多くの情報を扱ってきました。いろいろな弁護士さんにインタビューもしましたし、自分自身、法律問題で弁護士さんに依頼したこともあり、友人や知人から顧問弁護士さんの話などを聞くこともあります。

これらの背景から、弁護士さんを選ぶ際に大事にしたいポイントはたくさんあるのですが、今回は3つにしぼってお伝えします。


相談したい内容に精通している弁護士さんを選ぶ

弁護士さんって、どんな方でも法律全般に詳しいようなイメージがありますよね。もちろん、司法試験に合格している時点でものすごい量の法律知識があることは確かです。

でも、お医者さんに内科や外科などの専門があるように、弁護士さんにも得意分野があります。

また、お医者さんなら、内科のなかでもさらに内視鏡専門・肝臓専門・糖尿病専門・小児内科専門などさらに細分化して特化されている先生が多いのはご存知の方もいると思います。

同じように、離婚や相続などの家族の問題に詳しい弁護士さんもいれば、企業法務や知的財産などビジネス寄りの相談を多く扱う弁護士さんもいれば、刑事事件の加害者弁護に特化している弁護士さんもいるんです。

やっぱり、依頼するならその分野をよく扱っている弁護士さんを選ぶべきです。

たくさん解決されてきた先生であるほど、多様な解決のアプローチをご存知なので、自分に合った解決策やベストな解決方法を提案してくれます。

事件の内容によっては、近隣の法律事務所じゃなくても対応できるものもあります。迷ったら問い合わせて確認しましょう。


わかりやすく説明してくれる弁護士さんを選ぶ

法律の問題は専門的で、複雑な手続きが必要なことも多いです。調べても難解な専門用語ばかりで、理解するのに苦労することもありますよね。そんなとき、弁護士さんが親切に説明してくれるかどうかは非常に重要なポイントです。

たとえば、ある手続きをする際に「この申請書に必要な情報を記入してください」といわれても、何を書けばよいのかわからないことがあったりします。そんなとき、具体的な例を挙げながらわかりやすく説明してくれる弁護士さんなら、スムーズに手続きを進めることができます。

また、弁護士さんは頭の回転が早かったり、解決実績が多いと少し話を聞いたらパターンがわかったりして、依頼者の話をしっかり聞かずに、どんどん話を進めるような方もいます。説明はしていても、相手の理解を待たずに早口で話を進めていくような方もいます。

よく理解できないと「本当に任せて大丈夫なのか?」と不安になりますよね。「でも弁護士さんだから大丈夫なはず……」と諦めてしまうのはおすすめできません。

理解できない自分が悪いと思わず、知識がない依頼者にも納得できるまで根気よく丁寧に説明してくれる先生を選んでください。


依頼者の意見を尊重してくれる弁護士さんを選ぶ

法律のプロとはいえ、依頼者の気持ちを無視するような弁護士では、安心して任せることはできません。

以前、友人が経営難に直面した際、閉業をするかどうか迷って弁護士さんに相談した際「資金繰りをするのは経営者として当たり前。甘い」と突き放されたことがあるそうです。経営者としてさまざまな努力をしてきたであろう相手に向かって、一方的にそのような失礼な意見を押しつける弁護士もいるのです。いくら専門家とはいえ、そのような相手に依頼したいとは思えませんよね……。

一方で、私自身が以前、取引先の経営者からある市の迷惑防止条例に当たる行為をされ、警察に相談したけれど証拠を集めるのが難しいからと対応を断られ、弁護士さんに相談したことがあります。その際、弁護士さんは「対応できないはずがない。証拠を集めるのは警察の仕事!」と言ってくれ、告訴状を作成してくれました。また、警察署へ同行してくれました。そのおかげで、警察から相手方を取り調べてもらえることになりました。

刑事事件としては進みませんでしたが、警察からの厳重注意によって民事事件としてスムーズに解決した経験があります。

依頼者の立場や事情を尊重して寄り添った対応をしてくれる弁護士さんはきっといます。諦めないで、いろんな法律事務所に問い合わせしてみましょう。


まとめ

弁護士さんにもさまざまなタイプの方がいます。まずは無料相談を活用して弁護士さんとお話をしてみるのがおすすめです。

法律問題を相談しようという時点で、ストレスフルなできごとが起こっているケースが多いはずです。専門家とのやりとりまでストレスになるのは避けたいですよね。専門的なことだから自分には理解できなくても仕方がないと諦めずに、信頼できる弁護士さんを探してくださいね。

また、ほかのポイントについても記事化できたらと思います。