リーガルライターの魅力とやりがいを、現役リーガルライターが解説

こんにちは。リーガルライターの法崎ゆい(ほうさきゆい)です。

私は現在、フリーランスのリーガルライターとして活動しています。法律を専門とするライターはまだまだ少なく、貴重な存在のようです。だからこそ、専門性を活かして長く続けられる仕事でもあります。

リーガルライターの魅力は、たくさんあります。たとえば、法律の知識を身につけることで、読者の方・自分自身・大切な人を守る力になるのが魅力です。

ほかにも、リーガルライターのやりがいや魅力について、私自身の経験を交えながらお伝えします。


法律問題に困っている多くの人を救う、一助になる

法律はむずかしいと感じている人が多いものです。

法律を専門に勉強していない人にとって専門用語ばかりの法律書や判例を読み解くのは大変です。

でも、実は誰にとっても身近で大切なものですよね。生きていれば、法的トラブルに直面したり、契約内容が理解できなかったり、相続やビザなどの法律に関わる手続きをしたりと法律を理解しなければ前に進むのがむずかしいできごとに出会うこともあります。

そんなとき、リーガルライターが解説した法律記事などを通じて、たくさんの方を助けることができます。

リーガルライターが書いたものを読んで、誰かが法律の選択肢を知ったり、間違った思い込みから解放されたり、適切な手続きができるようになったりするんです。


たとえば、友人が「家族が借金で困っている」といっていたとき、私が書いた債務整理に関する記事を読んでもらいました。すると「自己破産しかないと思っていたけれど、ほかにも方法があると知れて安心した」という声をもらいました。

知らないだけで、実は法的な救済措置があるケースは少なくありません

こんなふうに読者の方の声が直接聞こえてくることはそう多くありませんが、取引先からPV数(どれだけの人に読まれたが)やコンバージョン率(どれくらい記事経由で法律事務所への相談があったかなど)が高かったことを聞いたりすると、多くの人の役に立っているんだなと感じます。


幅広い法律知識が身について、実生活に活かせる

リーガルライターの仕事では、さまざまな分野を扱います。

法律事務所に所属している場合は、特定の分野に特化して書いている方もいるでしょうし、私は刑事・民事・行政と幅広い記事を作成しています。

そのため、仕事を続けていくうちに、幅広い法律知識が身についていきました。それが資格試験の勉強にも役立っています。

法学部出身で「法律の知識を活かしてフリーランスで働きたい」と考えている方なら、とくにこの仕事はすごく向いていると思います。

リーガルライターが扱うテーマは、多くの方が直面する法的な問題であることが多いです。だからこそ実生活に役立つ知識がどんどん増えていきます

相続が発生したときスムーズに対応できたり、万が一交通事故に遭ったら適切に賠償請求をする方法がわかったり、契約書をきちんと理解できたりと自分や家族のためにも活かせる知識が増えていくんです。

私の場合は刑事事件について書くことが多いので、どんなことが犯罪になってしまうのかなどを知っていることも強みといえるかもしれません。

たとえば、私はギャンブルをしませんが、オンラインカジノが違法だときちんと理解しているかどうかで人生に大きく影響するようなこともあるのではないでしょうか。


専門性が高く、将来性がある

リーガルライターは専門性が高いお仕事です。そのため、ライターのなかでも執筆単価が比較的高めです。誰にでも書けるわけではないからこそ、継続して仕事をしやすいというのもメリットではないでしょうか。

法律系のライターは市場に多くないため、貴重な存在だといえます。

個人的には、いま行政書士の資格取得に向けて勉強をしていますが、リーガルライターとして、執筆を通じて知識を深めながら行政書士の勉強につながることもあります。とはいえ、私は刑事事件について書くことがもっとも多くて、刑法は行政書士の範囲外なんですけどね……。

また、行政書士の資格を取得したあとのキャリアにも活かせると考えています。そもそも「書士」というからには書くことが多い職業ですから。

弁護士を目指す方にとっても、弁護士になった暁には内容証明や訴状を書いたりする文章作成の機会は多いでしょうから、1つのステップとして検討されるとよいかもしれません。


まとめ

リーガルライターは、単に文章を書くことだけではなく、法律の知識を活かして多くの人の役に立てる魅力的なお仕事です。

また、幅広い法律知識が身について、自分や家族を守る力にもつながります。専門性の高いお仕事だからこそ安定性や将来性もあるはずです。

リーガルライターに興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。