弁護士の選び方、リーガルライターが教えます② −法律相談のポイント−

こんにちは。リーガルライターの法崎ゆい(ほうさきゆい)です。

前回、弁護士さんを選ぶ際に大事にしたいポイントとして以下を紹介しました。

・相談したい内容に精通している
・わかりやすく説明してくれる
・依頼者の意見を尊重してくれる

ほかにも弁護士さん選びで大切にしたい点があるので、今回もさらに3つお伝えします。


相性がよいと感じられる弁護士さんを選ぼう

弁護士さんといっても人間です。人間同士のやりとりなので、相性がよいと感じられることはとても重要です。

職場関係なら自分とは合わないなと感じる人ともある程度うまく関係を保つ必要ありますよね。でも、依頼する弁護士さんとは、トラブルや悩みを一緒に解決してもらう関係性です。そして、費用をお支払いして依頼するものであり、依頼者はお客さまの立場でもあります。

そのため、妥協したり違和感をこらえたりする必要はありません


人によって、どんな弁護士さんなら相性がよいと感じられるかは異なります

コミュニケーションに長けた人当たりのよさを求める人もいれば、無愛想でも淡々と説明して粛々と進めてくれる弁護士を望む人もいるでしょう。また、納得がいくまでいろんな提案をしてほしい人もいれば、任せるから弁護士さんがベストと思う方法でどんどん進めてほしいという人もいるでしょう。

無料相談に応じている法律事務所も多いので、ぜひ何名かの弁護士さんとお話ししてみてください。


相手方と粘り強く交渉をしてくれる弁護士さんを選ぼう

法律相談の内容によっては、相手方とこじれてなかなか話し合いや示談がまとまらないケースもあります。

もちろん、最終的には訴訟という手もありますが、なるべく訴訟にまで発展しないかたちで交渉をしてもらえれば、訴訟費用もかかりませんし、心的ストレスも軽減されるはずです。

そのため、弁護士さんの粘り強さも重要だと思います。

離婚問題・相続人同士で揉めているケース・ビジネス上の支払い拒否・交通事故の損害賠償請求などなど、弁護士さんの粘り強さで受け取れる金額が変わってしまうこともあります。

粘り強い弁護士さんでなければ、妥協案を提示されてしまうかもしれません。

たとえば、粘り強い弁護士さんなら100万円を受け取れたかもしれないケースで、そうでない弁護士さんなら「これ以上、話し合いをすると訴訟するしかなるくなるので80万円で断念しましょう」というような報告がなされるなんてことも起こり得るわけです。


もちろん、解決したい依頼者自身が、金額よりも早急な解決を望むのであれば、それもありです。しかし、少し時間がかかってもベストな賠償額をもらいたいというようなケースでは、粘り強さは欠かせません。


迅速に対応してくれる弁護士さんを選ぼう

弁護士さんの対応が遅いと、それだけで不利になることも少なくありません。法的な問題って、期限が設定されていることがほとんどです。

私の体験として、弁護士さんではないのですが、対応の遅い税理士さんに申告を依頼してしまったことがありました。前準備として、こちらから何を送るべきかという連絡も遅く、こちらも忙しいと連絡を受ければ翌日に郵送できるというわけでもありません。そういった1つひとつの連絡対応の遅さが積み重なり、結果として期限内に申告ができず、無申告加算税が発生してしまいました。

弁護士さんの対応範囲はもっと広く、期限が短いものも多いです。14日以内に異議申し立てをしなければ強制執行されてしまうだとか、準備するものは膨大なのに期限が3か月しかないとか、そういった手続きがたくさんあります。


相談予約をしてから初回相談までの日程調整などからも、迅速さは垣間見えると思いますので、とくに期限がある法律問題を抱えている方は迅速に対応してくれる弁護士さんを選んでくださいね。


まとめ

弁護士さんにもいろんなタイプの方がいます。まずは無料相談を活用して弁護士さんとお話をしてみてください!

法的な問題に直面している時点でストレスフルなものです。心的ストレスが増えてしまうのではなく、軽減できるパートナーとして、弁護士さんを選んでくださいね。